理系的考え方や知識の普及を通じて、事実をもとにして考える人作りをめざし、無知につけ込むサイト・書籍・言説を見抜く力の養成に寄与したいと考えています。
代表メッセージ
現代の科学技術は、もはや一般人にとってはその中身を知ろうとすることが困難すぎて、ただ単に受け入れているだけのように思えます。しかし、それで本当にいいのでしょうか。すべてを疑うことが意味あることとは思えませんが、だからといって、すべてを受け入れてしまうことも同じように意味あることとも思えません。正しく疑うという姿勢こそが現代社会における科学技術に対する一般人としての心構えと考えています。では、そのためには何をすればよいのか。その答えは、中学レベルの数学と理科の学習を振り返ってみたらよいのではないのかなと考えています。
私は、大学では物理学科に在籍し、卒業後はいったん科学映画の制作会社に入り、そこで専門性の高い、理化学領域の内容をどうやって、その本質をねじ曲げないようにして、一般人にとってわかりやすく伝えるかの修行を積みました。その後、塾・予備校講師に転身し、中学受験、高校受験、大学受験、そして資格予備校にて公務員試験対策までありとあらゆる試験対策に携わってきました。
その結果得られたことは、小学校から学び続けた蓄積がとても大事なのだという、当たり前の結論でした。
そこで、このサイトでは、小学校卒業程度の知識から少しでも高いレベルのサイエンスへアプローチすることを考えています。
と、同時にこれまでの経験を踏まえて社会人員ある一歩手前の若い諸君たちへ、大学受験等を、一つの学びの場として最大限利用して、考える葦としての人に育って欲しいとの願いから教室を運営して参りたいと考えております。